2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

性差

自分に女という機能が備わっていることが、時に悲しく、不必要に感じる。 小学生の頃、自分の体は平坦なままであれと願ったし、見ず知らずの人間から女であるという判断だけで触られたり、撮られたり、そういうことは懲り懲りだった。被害者の意識を持たねば…

ひとり/ふたり

あ、あの人私の方を見ているな ということを誰かの目を見ながら思った時、その瞬間ふたりは、見つめ合っている。 そのことに気がついた保育園時代、両想いという奇跡をすこし身近に感じた。案外認識するより前に、その状態は訪れていたりするのかも知れない…

とうめい

涙と、愛というものは、強く結びついている。 すべてに愛で応えようとすると、毎日がぼろぼろになる。 止まらない涙は、溢れた愛の副産物なのかも知れない。 涙は自分の頬を伝うから、優しくなぞってくれるから、その感覚につい身を委ねてしまう。 未来に期…