とうめい

 

 

涙と、愛というものは、強く結びついている。

すべてに愛で応えようとすると、毎日がぼろぼろになる。

止まらない涙は、溢れた愛の副産物なのかも知れない。

涙は自分の頬を伝うから、優しくなぞってくれるから、その感覚につい身を委ねてしまう。

 

 

未来に期待したりするほど、私は無知に生きてきてはいない。

この涙は過去への愛撫ではなくて、今の自分の結晶であると信じたい。

 

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